軍艦島とは
軍艦島とは
軍艦島と呼ばれる島は、
正式には端島(はしま)という名称の島です。
長崎市(旧高島町)に位置し、かつては海底炭鉱によって栄え東京以上の人口密度を有していましたが、
閉山とともに島民が島を離れたため、現在は無人島になっています。
面積0.06平方キロメートル。
日本有数の海底炭田の島として知られていました。
開坑は明治初年、以来島は発展を続け、
島の周りは高さ10メートルのコンクリート壁で固められ、
その中に選炭場、接岸施設のほか、人口約5000人を収容する7~9階建てのアパート群が建ち並びました。
そして最盛期は人口密度5万(1平方キロメートル当り)。
これは当時日本で一番人口密度が高かったといわれるほどの数値です。
緑なき島といわれ、
遠望すると軍艦に似ているので
軍艦島と呼ばれたそうです。
1974年(昭和49)閉山。
現在は昔の無人島に戻り、アパート群が廃墟(はいきょ)として残っています。
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